メルクマニュアル家庭版
印刷用画面

セクション

高齢者のコンプライアンス

-
-

高齢者の場合、コンプライアンス自体への加齢による影響はおそらくないとみられますが、身体的・精神的な機能障害、使用する薬が多いこと、薬の相互作用や副作用のリスクが上昇していることなど、高齢者に共通のいくつかの要因による間接的な影響があります。特に、市販薬を服用中にいくつかの薬を服用すると、それぞれの薬をいつのむか覚えておくのが難しくなり、有害な相互作用のリスクが高くなります(薬に対する反応に影響する因子: 薬と薬の相互作用を参照)。1つで2つの目的を兼ねる薬を使用したり、薬の服用回数を減らして投薬計画を簡単にすれば、コンプライアンスの改善と相互作用のリスクの低減を図ることができます。

高齢者では一般に若い人よりも薬の作用が出やすいので、薬の有害反応を起こす可能性が高く、一部の薬では用量を減らす必要があります(高齢者の服薬上の注意を参照)。

個人情報の取扱いご利用条件