メルクマニュアル家庭版
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カモミール

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背景: デイジーの花によく似たこのハーブは、乾燥してお茶やエキスとして用いられています。

薬効: カモミールに含まれるさまざまな物質は、炎症や発熱を軽減する働きがあります。カモミールは軽い鎮静薬として、また胃けいれんや消化不良の軽減にも使用されています。また、胃潰瘍の治療にも役立つとされています。カモミールエキスを塗った湿布は、皮膚の炎症を緩和します。

動物実験では、カモミール中の物質が、胃潰瘍の一因とされる細菌のヘリコバクター‐ピロリ(H.ピロリ)を阻害することが示唆されています。しかし、カモミールの効果を評価したヒトでの試験はほとんどなく、胃潰瘍が早く治るという証拠もありません。一般に、カモミールは安全と考えられています。

可能性のある副作用: カモミールは内服薬の吸収を低下させるおそれがあります。また、抗凝固薬、バルビツール酸などの鎮静薬、アルコール、鉄剤などと相互作用するおそれもあります。カモミール製品の花粉にアレルギーを示す人もいます。

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