メルクマニュアル家庭版
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ヒドラスチス(ゴ−ルデンシ−ル)

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背景: 絶滅危惧種の植物であるヒドラスチスは、キンポウゲ科に属します。その有効成分はヒドラスチンとベルベリンで、防腐作用があります。ベルベリンもまた、下痢止めに有効です。

薬効: ヒドラスチスは口のびらん、充血した眼やただれ眼、皮膚の刺激などの洗浄用として、および腟(ちつ)感染の洗浄に使われています。かぜ薬としてエキナシアと併用されていますが、かぜ薬としてのヒドラスチスの有効性は証明されていません。ヒドラスチスは消化不良や下痢の薬としても使われています。比較的綿密に計画された2つの試験で、ヒドラスチスから分離したベルベリンが下痢を軽減しました。

可能性のある副作用: ヒドラスチスは、消化器への刺激や不調、子宮収縮、新生児黄疸、高血圧の悪化など、さまざまな副作用を引き起こす可能性があります。ヒドラスチスを大量に取ると、けいれん発作や呼吸不全が起こり、心臓の収縮に影響を及ぼすことがあります。ヒドラスチスは抗凝固薬と相互作用するおそれがあります。妊婦や授乳中の女性、新生児のほか、心臓病やてんかん、血液凝固障害のある人は、ヒドラスチスを服用すべきではありません。

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