メルクマニュアル家庭版
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はじめに

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末梢動脈疾患とは、胴、腕、脚の動脈の血流が減少する病気です。

末梢動脈疾患という用語は、アテローム動脈硬化による脚の動脈の血流不足を指す言葉として最も頻繁に用いられます。しかし、脚以外の動脈でも起こることがあり、別の原因によることもあります。脳へ血液を供給する動脈の障害は、脳血管障害として末梢動脈疾患とは分けて考えられています。

末梢動脈疾患には閉塞性と機能性があります。閉塞性の末梢動脈疾患は動脈が狭くなったり詰まったりする構造的な異常によって起こります。機能性の末梢動脈疾患は、動脈のれん縮(突然一時的に動脈が狭くなる)によって、あるいはまれに動脈が拡張すること(血管拡張)によって起こります。

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