メルクマニュアル家庭版
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膝窩腱炎

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膝窩腱炎は、膝窩腱が炎症を起こした状態です。膝窩腱は太ももの骨(大腿骨)下端の外側表面から、すねの骨(脛骨)上端の内側表面まで、膝の裏側を斜めに横切って伸びています。

膝窩腱は、ランニング中に脚の膝から下の部分が外側にねじれるのを防いでいます。足の小指側に体重がかかりすぎた状態(回内)や下り坂でのランニングでは、この腱に負荷がかかりすぎる傾向があり、腱の断裂を起こすことがあります。

痛みや腫れが、特に下り坂を走っているときに膝の外側に生じます。この部位の痛みが消失するまでは走るのをやめる必要があり、ランニングを再開してからも少なくとも3週間は下り坂を走ってはなりません。自転車こぎは、膝窩腱炎が治るまでの間の代替運動として適しています。靴の中敷き、特にかかとの前に置く三角のくさび形の足底板(内反矯正用のウェッジ)を使うと、足が内側に回転するのを防ぐ助けとなります。

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