メルクマニュアル家庭版
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舌下神経の障害

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第12脳神経(舌下神経)の障害で、侵された側の舌の脱力と萎縮を起こします。

舌下神経の障害は、頭蓋基底部の腫瘍、脳卒中、脳幹の感染症、首の外傷、などによって起こります。外傷には、首の動脈閉塞の外科的切除(血管内膜切除術(脳卒中: 治療を参照))によるものも含まれます。また、筋萎縮性側索硬化症(ルー・ゲーリッグ病)も舌下神経を傷つけます。

侵された側の舌は弱くなり、最終的に萎縮します。その結果、患者は話したり、ものをかんだり、飲みこんだりすることが困難になります。筋萎縮性側索硬化症による損傷では、舌が虫が這うような動きをします。

通常は腫瘍や脳卒中の痕跡を探すためにMRI検査が実施されます。癌や感染症の疑いがある場合は、脊椎穿刺(脊椎穿刺の実施方法を参照)が必要です。治療は、原因疾患によります。

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