メルクマニュアル家庭版
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経路変更後の大腸炎

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経路変更後の大腸炎は、大腸下部に起こる炎症で、手術でつなぎ直した腸管の上の部分を便が通過した後に起こります。

回腸造瘻術(小腸最後部と腹壁の開口部との間を連結する手術)や結腸造瘻術(大腸と腹壁の間に開口部をつくる手術)という手術を受ける場合があります。これは、癌、潰瘍性大腸炎、憩室炎などを治療する場合や、外傷による小腸の損傷を治療する場合に行う手術です。多くの患者では、大腸のバイパス形成が一時的に必要な場合は特に、大腸全体または便の流れが迂回するポイントより後方の大腸をそのまま残しておきます。

経路変更後の大腸炎は、回腸造瘻術や結腸造瘻術の後で、大腸全体または一部を残した人の約3分の1に起こる疾患で、直腸から粘液が流れ出たり、直腸の出血、疼痛などの症状が術後1年以内に起こります。症状が軽いので、患者の多くは治療する必要がありません。切断された腸を再接合する手術で正常な便の流れを回復すると、炎症や症状は治まります。

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