メルクマニュアル家庭版
印刷用画面

セクション

年齢による影響

-
-

乳児(特に未熟児)や高齢者は水分バランスが乱れがちです。どちらの場合も、他の年齢層に比べると、腎臓の機能が不十分です。このため、乳児は下痢を起こすとすぐに脱水になってしまいます。また、多量の点滴を受けると、水分過剰になってしまいます。

高齢者は特に脱水になりやすく、錯乱や体の自由が利かなくなって水分補給ができなくなるなどが、よくみられる脱水の原因です。さらに、高齢者はのどの渇きを感じるのが若い人に比べて遅く、感じ方も鈍くなるため、それ以外の点では健康な人でも、十分に水分を取らないことがあります。また、高齢者は体脂肪の割合が高いという点もあります。脂肪組織は他の組織よりも水分の割合が少ないため、体内の総水分量は年齢とともに減少する傾向があります。

個人情報の取扱いご利用条件