メルクマニュアル家庭版
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デング熱

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デング熱は蚊が媒介するウイルス感染症で、発熱と全身の痛みを起こします。

デング熱は世界各地の熱帯や亜熱帯地域でよくみられる病気で、最近ではテキサス州南部で何例かの発症がありました。アルボウイルスによって起こり、蚊が媒介します。

デング熱の重症度はまちまちで、小児の場合は一般に軽く、軽度の発熱、疲労感、鼻水、せきがみられます。成人では症状が重くなり、発熱、頭痛、全身の激しい痛みなどが現れます。体の痛みは強烈で、骨折熱と呼ばれるほどです。2度目の感染後に、鼻、口、消化管から出血が起こる人もいます。血管から肺に体液がしみ出し、呼吸困難になることもあります。デング熱はときに死に至ることもあります。

デング熱は、血液からウイルスを培養したり、ウイルスに対する抗体を調べて診断します。特別な治療法はありませんが、デング熱を予防するためのワクチンが現在試験段階に入っています。

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