メルクマニュアル家庭版
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結膜の良性腫瘍

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結膜にできる良性腫瘍(非癌性の腫瘍)として、瞼裂斑(けんれつはん)と翼状片の2つがよくみられます。いずれも高齢者に多く、眼が長年紫外線にさらされたために起こると考えられています。見た目に特徴のある腫瘍なので診断はすぐにつきます。瞼裂斑は盛り上がった黄白色の腫瘍で、角膜の隣にできますが、角膜の上に広がることはありません。見た目の問題はあるものの、普通は深刻な症状を起こすものではないので切除する必要はありません。翼状片は結膜にできる同様の肉質腫瘍で、角膜のすぐ近くにできてその上にまで広がります。ほとんどの翼状片では特に症状が現れませんが、ときにはかゆみや痛み、あるいは角膜の変形を引き起こして視力に影響することがあります。かゆみや痛みを軽減し、視力への影響を防ぐため切除することもあります。

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