メルクマニュアル家庭版
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陰嚢水腫

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陰嚢水腫(いんのうすいしゅ)は、精巣を包む膜の中に液がたまった状態です。

陰嚢水腫には先天性のものも後天性のものもあり、通常は40歳を過ぎて発症します。原因は不明ですが、精巣の病気(外傷、精巣上体炎、精巣癌など)が原因で水腫を生じることがあります。

たいていの場合、症状はなく、精巣周辺に痛みのない腫れが生じます。腫れた部分に光をあてると透けて見える性質(透光性)があり、このことから診断を確定します。精巣の超音波検査を行うのは、若い男性で水腫の原因が不明な場合など特殊なケースに限られますが、この検査で感染症や腫瘍が見つかることがあります。

ほとんどの陰嚢水腫は治療不要です。しかし、水腫が異常に大きい場合は、手術で除去する必要があります。

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