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代理人による意思決定

患者が意思決定不能の状態になり、事前指示書も存在しない場合、他のだれか、あるいは複数の人々が意思決定を行わなければなりません。米国では、州法により、医療に関する意思決定者として任命された人が代理人になる場合もあれば、血縁者や、たまたま対応が可能な親しい友人などが非公式に指名される場合もあります。

たいていの病院や医師は、患者の配偶者、兄弟姉妹、成人した子供の合意を得られればケアを提供します。ときには、緊急時に連絡が取れればよしとして、遠い親戚や付き合いのない親戚の合意でもケアを行います。しかし多くの州では、裁判所から任命されない限り、このような親戚に患者の代理として合意する法的権利はありません。多くの病院は、こういった親戚を代理に選ぶことを制限し、親しい友人も対象から除外します。しかし、遠い親戚やまったく無関係の人の判断よりは、近親者や親しい友人の判断に応じた方が現実的で、倫理的にも妥当といえるでしょう。家族や親しい友人がおらず、一人ぼっちで入院している人は、裁判所が任命した後見人を頼ることになります。

代理人に指名されたら、医療判断代理委任状で指名された代理人と同じように、3つある基準のうちの1つに基づいて判断します。3つの基準を、重要度の順に以下に挙げます。

  • 意思決定能力がある間に、患者がリビングウィルや口述によって表明した指示。
  • 以前の行動のパターンと意思決定のパターンに基づいて推定した、その状況で患者が望んだであろうことがら。
  • 代理人と治療チームが、患者にとって最も利益があると考えたことがら(患者の希望や価値観が不明な場合に適用)。
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