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はじめに

市販薬(OTC)とは、処方せんがなくても薬局で自由に購入できる薬のことです。

市販薬はさまざまな症状を和らげ、わざわざ医師の診察を受けなくてもある種の病気を治すことができます。ただ、これらの薬を自己責任のもとで安全に使用するには、知識や常識が要ります。

ほとんどの市販薬は、健康食品や栄養補助食品(サプリメント、ハーブなど(ハーブとサプリメント: はじめにを参照))、代替医療(補完医療・代替医療: はじめにを参照)とは異なり、科学的かつ広範囲に研究されてきました。現在の市販薬の中には、もともとは処方せんがなければ購入できなかったものもあります(アスピリンなどは最初からずっと処方せん不要の市販薬)。処方薬としての規制の下で何年も使われた後に、優れた安全性を示した薬が、市販薬としてFDAに承認されることもあります。鎮痛薬のイブプロフェンや消化不良治療薬のファモチジンはこうした薬の例です。処方薬と同じ成分を市販薬に切り替えた製品(スイッチOTC)の場合、錠剤やカプセル、カプレットなどの1個あたりの有効成分の量が処方薬よりも大幅に少ないことがよくあります。これは市販薬としての適切な投与量の確立過程において、メーカーやFDAが安全性と有効性のバランスを取ろうとしたためです。

市販薬は類似の処方薬よりも必ずしも副作用が穏やかとは限りません。たとえば、市販の睡眠補助薬であるジフェンヒドラミンは、特に高齢者にとっては、処方薬である多くの睡眠補助薬ほど有効でなく、かといって安全なわけでもありません。

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