メルクマニュアル家庭版
米国メルク社とメルクマニュアル
メルクマニュアル家庭版
を検索
索引
記号
セクション

知っておきたい基礎知識

薬についての基礎知識

心臓と血管の病気

肺と気道の病気

骨、関節、筋肉の病気

脳、脊髄、神経の病気

心の健康問題

口と歯の病気

消化器の病気

肝臓と胆嚢の病気

腎臓と尿路の病気

栄養と代謝の障害

ホルモンの病気

血液の病気

免疫の病気

感染症

皮膚の病気

耳、鼻、のどの病気

眼の病気

男性の健康上の問題

女性の健康上の問題

小児の健康上の問題

事故と外傷

その他の話題

付録

解剖図

マルチメディア

単位の換算表

一般的な医学的検査

医薬品の一般名と主な商品名

情報源と支援団体

メルクマニュアル家庭版について

セクション

トピック

はじめに

心膜疾患は、心臓を覆っている柔軟な2層の袋状の膜、心膜に起こります。

心膜は、心臓を正しい位置に保ち、心臓が血液であふれないように防ぎ、胸部感染症による損傷から心臓を守っています。しかし、心膜は生きていく上で不可欠なものではなく、たとえ心膜が除去されても、心機能には、ほとんど影響は現れません。

正常な場合、2層の心膜の間には、膜が互いに滑りやすいような量の潤滑液が含まれています。2層の間隔は非常にわずかです。しかし、いくつかの病気によって余分な体液がこの心膜腔と呼ばれるすき間に貯留すると、そのすき間は拡張します。

まれに、先天的に心膜がなかったり、弱い部分や穴などの欠損がみられたりします。こうした欠損は、その穴から心臓や大血管が突出し(ヘルニア形成)、そこにとどまるので危険です。このような場合、数分以内に死に至るおそれがあります。そのため、こうした欠損は、たいてい手術を行って修復しますが、修復が不可能な場合は心膜をすべて切除します。心膜疾患の原因はほかに、感染症、外傷、広範囲におよぶ癌(がん)などがあります。

ページの先頭へ

次へ: 急性心膜炎

アニメーション
オーディオ
イラスト
写真
囲み解説
ビデオ
個人情報の取扱いご利用条件