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癌性原発性心臓腫瘍はきわめてまれな病気で、原発性心臓腫瘍の約4分の1です。最も一般的なものは、血管組織から発生する肉腫です。続発性心臓腫瘍ははるかに発生率が高いのですが、どの程度多いかは不明です。
症状
T癌性心臓腫瘍の症状は、非癌性心臓腫瘍の症状と本質的に同じで、腫瘍の発生した部位によってさまざまです。しかし、癌性腫瘍は非常に増殖が速いので、その症状は非癌性腫瘍の症状よりも急速に悪化する傾向があります。その他の症状は、突然発症する心不全、不整脈、心機能を低下させ、心タンポナーデ(心膜炎の最も重篤な合併症、心タンポナーデについて を参照)を起こす心膜内への出血などです。癌性原発性心臓腫瘍は脊椎や、その周辺組織、肺や脳などの臓器に転移する可能性があります。
続発性心臓腫瘍の症状には、原発性腫瘍によって起こる症状と、体の他の部分へ転移した腫瘍によって起こる症状が含まれます。肺癌や乳癌などは、直接心臓に浸潤して広がり、しばしば心膜内に転移します。転移した癌によって血液や体液が心膜内に蓄積して心臓が圧迫されます。癌はまた、血流やリンパ系を通じて心筋や心房、心室にも転移します。これにより、心不全症状が起こります。
診断と治療
癌性心臓腫瘍の診断は、非癌性心臓腫瘍の診断と同様の方法で行います。続発性腫瘍については、その原発部位がまだわかっていなければ、それを突き止めるための検査を行います。
原発性、続発性にかかわらず、癌性心臓腫瘍はほとんど完治が望めないことから、治療は症状を緩和するために計画されます。腫瘍の種類に基づいて、放射線療法あるいは化学療法が実施されます。
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