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参加と目標設定

リハビリチームが初めに行うのは、患者の短期および長期の目標の設定です。たとえば、飛行機に乗って孫を訪ねたいと考えている高齢者がいるとします。その高齢者は息切れがあるため、現在約90メートルしか歩くことができませんが、飛行機に乗るためには約300メートルは歩けるようにならなければなりません。最初の短期の目標は、少しずつ歩ける距離を増やすことになります。リハビリチームは実現可能な目標を設定し、患者を励まします。1週間などのある一定期間ごとに、目標がどれだけ達成できているかを確認するため、患者の状態を評価することが重要です。

リハビリチームにとって、プログラムの実効性を低下させるような、個人特有の問題点を見つけることも必要です。この問題点には、経済的事情、リハビリセンターまでの交通機関、認知能力、家族関係などがあります。認知能力に関する問題は、痴呆のある肺疾患の患者などで起こります。こうした患者には、認知能力を高めるための特別なアプローチが必要です。家族関係の問題は、プログラムにおいて患者の世話をする立場にある人が精神的または身体的な虐待を行っている場合などです。こうした問題を把握し、患者を助けるような方法を考えることがリハビリチームにとって大切になります。

長期の目標も併せて設定されます。リハビリチームは、患者がすみやかに医師の診察を受けられるよう、肺の病状の変化をどのように把握すればよいかを指導していきます。治療法は、症状の変化に応じて修正することが必要です。

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