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綿肺症

綿肺症は、綿、亜麻、麻の粒子を吸いこんで起こる、気道の狭窄です。

米国や英国では、綿肺症を発症するのは、加工前の綿を扱う労働者にほぼ限られます。亜麻や麻などを扱う労働者でも、同様の病気が起こります。加工前の綿の荷解きをする労働者や、綿を加工する最初の工程で働く労働者に、最も多く発症します。加工前の綿に含まれる物質が気道を狭くさせると考えられています。農場で穀物の粉にさらされる労働者にも同様の病気が発症します(穀物作業者肺)。

症状と診断

綿肺症では、休み明けの最初の作業日に、喘鳴と胸の圧迫感が起こります。喘息と違って、原因物質にさらされ続けると症状は徐々に治まる傾向があり、週末までには胸の圧迫感も消えます。しかし、綿を扱う作業を何年も続けると、胸の圧迫感が2〜3日、もしくは1週間を通して続くようになります。綿の粉塵に長期間さらされ続けると、せきや胸の圧迫感などの症状を起こす頻度が増え、ときに日常生活に支障を来すほどの、持続的な肺疾患を発症します。

診断は、作業日を通した肺の容量の減少を示すような検査を行って確定します。普通は、週の最初の作業日に肺の容量が最も減少します。

予防と治療

綿肺症の予防には、綿の粉塵対策が最も良い方法です。何らかの症状があり、週の最初の作業日に肺機能の著しい低下がある労働者は、粉塵にさらされないよう職場を変わるべきです。喘鳴や胸の圧迫感は、喘息の治療薬で緩和できます。気道を広げる気管支拡張薬も使用されます。

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