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特発性器質化肺炎

特発性器質化肺炎は、器質化肺炎を伴う特発性閉塞性細気管支炎とも呼ばれています。特発性器質化肺炎は、肺炎に似た症状を急速に発症し、肺の炎症と、細い気道および肺胞をふさぐ瘢痕化が特徴的な病気です。

特発性器質化肺炎の発症原因は不明です。この病気は40〜60歳の間に始まり、男性にも女性にも同じように発症します。

約75%の人は、症状が出てから2カ月以内に診察を受けます。約40%の人はせき、発熱、全身のけん怠感、疲労感、体重の減少など、インフルエンザに似たかぜ症状が発症前にみられます。

普通の検査や診察では特に目立つ異常は見つかりませんが、聴診器をあてるとパチパチという水泡音(ベルクロラ音)が聞こえます。肺機能検査では、肺が吸いこめる空気の量が正常値よりも低下していることが示されます。血液中の酸素濃度は、安静時でも、運動をすればさらに著しく低下します。

胸部X線検査では、広範囲の肺炎によく似た、両方の肺に広がる白い斑点が特徴となって診断できます。白い斑点は、病状が持続または進行するにつれて、肺のある場所から別の場所に移動するようにみえます。診断を確定するためにCT検査を行います。たいてい、CT検査で診断に十分な特徴ある所見が得られるので、それ以上の検査は行いません。

診断を確定するために、気管支鏡(肺と気道の病気の症状と診断: 気管支鏡検査を参照)を使った肺生検が行われることがあります。より大きなサンプルが必要になることも多く、その場合は手術によって採取します。患者の約3分の2はステロイド薬の服用で回復します。

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