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肩手症候群

肩手症候群は反射性交感神経性ジストロフィ(痛み: 神経障害性の痛みを参照)の1種で、侵された側の肩と手に、痛みと運動制限が起こります。

原因としては、けが(転倒して手をついたときなどに起こる手首の骨折[コーレス骨折])、心臓発作、脳卒中、バルビツール酸などのある種の薬の使用が考えられます。ほかの人に比べて発症しやすい人がいることはわかっていますが、この病気の正確な発症経過はわかっていません。

症状には、3つの段階があります。第1段階は、手に突然の広範囲にわたる腫れ(浮腫)と手の甲の圧痛、それに手の血管が狭窄するために手が青白くなることから始まります。肩と手は特に動かすと痛みます。手のX線画像では、ところどころに骨密度の減少した領域(骨粗しょう症(骨粗しょう症を参照))が認められます。第2段階は、手の腫れと圧痛が軽くなるのが特徴です。手の痛みも軽度です。第3段階になると、腫れ、圧痛、痛みは消失しますが、手の動きは制限されます。これは指がこわばってかぎ爪状になり、デュピュイトラン拘縮に似た症状を起こすためです。この段階のX線像では、しばしば広範囲にわたる骨密度の減少が認められます。

原因となる外傷や病気を治療すべきです。この病気は早期に診断と治療が行われれば、手の運動により、永久的な指の弯曲を防ぐことができます。交感神経に局所麻酔を繰り返し行う神経ブロックも通常は必要になります。この方法によって痛みが改善され、日常生活に支障がないようにできますが、数週間から数カ月にわたって注射を繰り返さなければなりません。代わりに高用量のステロイド薬を経口で投与する方法も効果があります。これは短期間の使用に限って勧められる方法で、なぜならステロイド薬を長期使用すると、重大で恒久的な問題を起こす可能性があるからです(コルチコステロイド薬の使用法と副作用を参照)。

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