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舞踏病とアテトーシス

舞踏病は、繰り返し起こる、振幅が大きく踊るような短時間の突発的な不随意運動で、体の一部で起きた動きが突然に予期せぬ別の部分に連続して現れます。アテトーシスは、手や足に多く起こる、ゆっくりと流れるようにうねる連続的な動きをいいます。

舞踏病とアテトーシスは、コレオアテトーシスとして同時に起こることもあります。これらは病気というよりは、いくつかの異なる病気がもたらす症状とみなされます。舞踏病とアテトーシスは、脳からの神経信号をスムーズな協調運動にするのを補助する大脳基底核の異常の結果です。ほとんどの型の舞踏病では、大脳基底核の主要な神経伝達物質であるドパミンの過剰によって、正常な機能が妨げられています。舞踏病とアテトーシスは、ドパミンの量を増やしたり、ドパミンに対する神経細胞の感受性を増加させる薬や病気によって悪化する傾向があります。

舞踏病とアテトーシスは、遺伝性疾患であるハンチントン病でも起こります。また舞踏病は、セント・ヴィツス舞踏病やシデナム舞踏病とも呼ばれる、リウマチ熱の合併症であるシデナム病でも起こります(リウマチ熱はある種のレンサ球菌が起こす小児の感染症)。シデナム病の特徴は、コントロールできないピクピクした動作で、数カ月間続きます。

高齢者にはっきりとした理由がなく舞踏病が起こることがあり、特に口の内部や周囲の筋肉に症状が現れます。これは老人性舞踏病と呼ばれます。舞踏病は妊娠初期の3カ月に、妊婦にも起こることがあり、妊娠舞踏病と呼ばれます。これは治療を行わなくても、出産後短期間で消失します。まれに同様の舞踏病が経口避妊薬を服用中の女性に起こることがあります。

片側バリスムと呼ばれる舞踏病の1つでは、体の片側に激しい投げ出すような動きが連続して起こります。これは脚よりも腕に多く現れます。原因は通常、脳卒中によって大脳基底核のすぐ下の狭い領域が障害されることです。

治療

原因が薬である場合は、その薬を中止すれば改善されますが、必ず舞踏病の症状が消えるとは限りません。ドパミンの作用を遮断する薬は、異常な動きをコントロールするのに役立ちます。これには、ハロペリドールやフルフェナジンなどの抗精神病薬(主な抗精神病薬を参照)が含まれています。

抗精神病薬はヘミバリスムにも有益です。しかし、ヘミバリスムは、中には6〜8週間症状が続く場合もありますが、通常は数日で自然に症状が消えてしまいます。

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