メルクマニュアル家庭版
米国メルク社とメルクマニュアル
メルクマニュアル家庭版
を検索
索引
記号
セクション

知っておきたい基礎知識

薬についての基礎知識

心臓と血管の病気

肺と気道の病気

骨、関節、筋肉の病気

脳、脊髄、神経の病気

心の健康問題

口と歯の病気

消化器の病気

肝臓と胆嚢の病気

腎臓と尿路の病気

栄養と代謝の障害

ホルモンの病気

血液の病気

免疫の病気

感染症

皮膚の病気

耳、鼻、のどの病気

眼の病気

男性の健康上の問題

女性の健康上の問題

小児の健康上の問題

事故と外傷

その他の話題

付録

解剖図

マルチメディア

単位の換算表

一般的な医学的検査

医薬品の一般名と主な商品名

情報源と支援団体

メルクマニュアル家庭版について

セクション

トピック

核間性眼筋麻痺

核間性眼筋麻痺は、第3脳神経(動眼神経)と第6脳神経(外転神経)を生じる神経細胞の集積(中心または核)に接続する神経が損傷するため、眼球の筋力低下と運動麻痺が起こる病気です。

核間性眼筋麻痺では、眼球の水平方向と垂直方向の動きをコントロールするのに必要な神経線維が損傷します。最も多い原因は、高齢者の脳卒中と若い人の多発性硬化症です。

眼球の左右の水平運動が阻害され、上下の垂直運動は障害されません。侵された方の眼で反対側を見ようとしても、眼球が内側へ動きませんが、外側へは動きます。反対側の眼を外側へ動かすと、眼球が小刻みに一方向にだけ急速に動いた後にゆっくりと元の位置に戻る眼振が起こります。

脳卒中では眼球の水平運動の中枢が損傷を受けて、一眼半水平注視麻痺症候群が起こります。侵された側の眼は、左右に動かず中央に固定されたままになります。反対側の眼は外側へは動かせますが、内側へは動きません。核間性眼筋麻痺と同様に、垂直方向の眼球運動は障害されません。

核間性眼筋麻痺の治療は、原因によります。最終的に核間性眼筋麻痺が消えるかどうかは、原因疾患の治療にかかっています。

ページの先頭へ

前へ: はじめに

次へ: 眼球運動をコントロールしている脳神経の麻痺

アニメーション
オーディオ
イラスト
写真
囲み解説
ビデオ
個人情報の取扱いご利用条件