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うつ病

うつ病は強い悲しみを感じている状態で、大切な人を失った直後など悲しい出来事の後に生じますが、悲しみの程度がその出来事とは不釣り合いに強く、長期にわたり持続する場合をいいます。

うつ病は、不安に次いでよくみられる精神障害です。何か体の病気があると思って医師を受診した人の約10%が、実はうつ病と診断されています。うつ病になる人は主に20〜40代ですが、どの年齢でも発症します。うつ病は小児期や青年期に発症することもよくあります(精神の病気: うつ病を参照)。20世紀後半に生まれた世代の人は、それより前の世代に比べてうつ病の罹患率や自殺率が高く、薬物などの乱用がその一因となっています。

いったん起きた抑うつは、治療しないで放置すると通常6カ月ほど続き、ときには2年以上続くケースもあります。抑うつ状態は一般に、生涯に何回か再発する傾向があります。

原因

うつ病の原因としては、家系(遺伝性)、薬の副作用、つらい出来事(特に喪失にかかわること)など、さまざまな要因が考えられます。しかし、一般に思われているのとは異なり、うつ病は必ずしも人格障害や、小児期のトラウマ体験、親の育て方、性格的な弱さなどを反映しているわけではありません。うつ病は特に大きなストレスがなくても発症したり、悪化したりすることがあります。

一生の間にうつ病になるかどうかに、社会的階層、人種、文化は関係していないようですが、性別は関係していると考えられています。女性がうつ病になる割合は男性の2倍ですが、その理由は完全にはわかっていません。身体的な要因のうち、最も大きく関係しているのがホルモンです。月経前や出産後にはホルモン量が変化して感情の起伏が激しくなるなど、女性特有のホルモンの働きがかかわっている可能性があります。同様に、経口避妊薬やホルモン(エストロゲン)補充療法が気分の変動を生じさせることもあります。甲状腺機能の異常は女性によくみられますが、これもうつ病の一因と考えられます。

一過性のうつ病とは、特定の休日、愛する人の命日など大切な意味のある記念日、月経前(月経前不快気分障害)、出産後2週間(産後うつ病)などにみられる一時的な抑うつ状態をいいます。これらの反応自体は正常ですが、うつ病の素因が強い人では、こうした時期に重症化する場合があります。特別にこれといった原因がなく抑うつが生じる場合をメランコリー型といいます(以前は内因性うつ病と呼ばれていた状態)。ただし、うつ病による影響や治療法はいずれのタイプでもほぼ同様なので、こうした区別はさほど重要ではありません。

うつ病は、さまざまな体の不調を伴います。また、体の病気や障害がもとでうつ病になることもあります。身体疾患がうつ病の直接的な原因となる場合(甲状腺の病気がホルモン量に影響してうつ病を誘発するなど)と、間接的な原因となる場合(関節リウマチの痛みや障害がもとでうつ病になるなど)があります。体の障害からうつ病になる場合は、しばしば直接的原因と間接的原因の両方があります。たとえばエイズの場合、原因となるヒト免疫不全ウイルス(HIV)が脳に損傷を生じて直接的にうつ病を引き起こすこともありますが、エイズがその人の人生全般にマイナスの影響を及ぼすために間接的にうつ病が生じることもあります。

処方薬が原因でうつ病になる場合もあります。クッシング症候群のように体内でコルチコステロイド(副腎皮質ホルモン)が大量に分泌される病気では、理由は不明ですが、このステロイドが原因でしばしばうつ病が引き起こされます。これに対し、処方されたコルチコステロイド薬の使用は軽い躁状態や、まれに躁病を引き起こすことがあります。

一部の不安障害、アルコール依存症、薬物などの乱用による障害、統合失調症などさまざまな精神障害もうつ病の素因となります。

うつ病・抑うつの原因となる身体的要因

  • 薬物の副作用
    • アンフェタミン(離脱症状)
    • 抗精神病薬
    • ベータ遮断薬
    • シメチジン
    • 経口避妊薬
    • サイクロセリン
    • ホルモン(エストロゲン)補充療法
    • 水銀剤
    • メチルドパ
    • レセルピン
    • タリウム
    • ビンブラスチン
    • ビンクリスチン
  • 感染症
    • エイズ
    • インフルエンザ
    • 伝染性単核球症
    • 梅毒(晩期)
    • 結核
    • ウイルス性肝炎
    • ウイルス性肺炎
  • ホルモンの病気
    • アジソン病
    • クッシング症候群
    • 副甲状腺ホルモンの過剰
    • 甲状腺ホルモンの欠乏や過剰
    • 下垂体ホルモンの欠乏(下垂体機能低下)
  • 結合組織の病気
    • 関節リウマチ
    • 全身性エリテマトーデス
  • 神経の病気
    • 脳腫瘍
    • 痴呆
    • 頭部外傷
    • 多発性硬化症
    • パーキンソン病
    • 睡眠時無呼吸症
    • 脳卒中
    • 側頭葉てんかん
  • 栄養に関連した病気
    • ペラグラ(ビタミンB6欠乏症)
    • 悪性貧血(ビタミンB12欠乏症)

    • 腹部の癌(卵巣癌、大腸癌)
    • 全身に広がった癌(転移癌)
    • 膵臓癌

症状

症状はおおよそ数日から数週間にわたって徐々に発生し、うつ病のタイプによってさまざまな症状がみられます。たとえば、うつ病になりかけているときには動作が鈍く悲しげに見えたり、怒りっぽく不安そうな様子になったりします。

内にこもり、ほとんど口をきかず、食べなくなり、ほとんど眠らなくなる場合は、医学的には植物症状と呼ばれる状態になっています。それとは逆に、不安そうでおびえた様子(特に夜間に)を示す人が食欲旺盛になって体重が増加し、最初は眠れなかったのが長時間眠るようになる場合を、非定型うつ病といいます。このほか、きわめて落ち着きのない動作(両手をもみながら絶え間なく話し続けるなど)を伴う激越性うつ病と呼ばれる状態もみられます。

うつ病になっている人の多くは、悲しみ、喜び、楽しさといった感情を普通の形で感じることができません。極端な場合には世界が色を失い、生命がなく死んだように感じられます。思考、話し方、動きが鈍くなり、自発的な行動を一切しなくなります。また、強い罪悪感や自己否定の考えにとらわれ、ものごとに集中できなくなることもあります。絶望感、孤独感、自尊心の低下が生じます。またしばしば、優柔不断になって引きこもり、次第に無力感と失望感を覚え、死や自殺を考えるようになります。

睡眠障害もよくみられます。うつ病の人の大半は寝つきが悪く、特に明け方などに何度も目を覚まします。性的な欲求や快感が失われることもよくあります。食欲不振から体重が減少してやせたり、女性の場合は月経が止まることがあります。ただし、軽度のうつ病では過食と体重増加もよくみられます。

うつ病の中には症状は軽い半面、数年間、場合によっては数十年間も続く場合があります。このタイプのうつ病は気分変調症と呼ばれ、若いうちに発症することが多く、顕著な人格の変化を伴います。気分変調症の人には、陰気、悲観的、きまじめ、ものごとを楽しめない、消極的、無気力、内向的、懐疑的、過度に批判的、不平不満が多い、自己批判的、自分を責めてばかりいるといった特徴があります。また、自分の欠点、失敗、いやな出来事などが常に頭の中を占めていて、中には自分の失敗を病的に楽しむようなケースもあります。

うつ病の人の中には、体のどこかに病気があってあちこちが痛む、災難が降りかかってきそうで恐ろしい、正気を失いそうだなどと訴える人がいます。また、自分が不治の病や恥ずかしい病気(たとえば癌[がん]、性感染症など)にかかっていて、ほかの人に病気をうつしていると思いこんでいる人もいます。

うつ病の人の約15%(主に重症例)では、誤った思いこみ(妄想)や、実際にないものを見聞きする症状(幻覚)がみられます。たとえば、自分が許しがたい罪を犯したと思いこんだり、自分の数々の悪行を責める声や死を宣告する声が聞こえるという人がいます。まれに、ひつぎ(棺桶)や死んだ親族を見たと思いこむ人もいます。重度のうつ病の場合、不安感や自分には価値がないという感覚から、だれかに監視されている、あるいは迫害を受けているといった思いこみが生じることがあります。妄想や幻覚を伴う場合は、精神病性うつ病と呼ばれます。

死のうと考えるのは、うつ病の人にみられる最も深刻な症状です。うつ病の人の多くが、死にたいとか、自分は価値がないから死ぬべきだと感じています。治療を受けていないうつ病の人の15%が、自殺によって命を絶ちます。うつ病の人が自殺の意図を示す場合は、緊急事態としての対応が必要です(自殺行動を参照)。医師の判断で入院させ、自殺のリスクが低下するまで監視下において治療する場合もあります。自殺の危険性が特に高いのは、うつ病の人が普通の社会生活への復帰途上にあり、その時点でまだ過度の悲しみの感情が続いている場合です。個人的に重要な意味のある記念日の前後や、躁とうつが混在した状態にある人も、自殺の危険が高くなります(うつ病と躁病: 躁病を参照、うつ病と躁病: 躁うつ病を参照)。

診断

うつ病は徴候と症状から診断できます。うつ病の既往や家族歴も診断確定の参考になります。うつ病では、過度の心配、パニック発作、強迫観念がよくみられるため、不安障害と誤診されることがあります。

高齢者のうつ病では、特に無職の人や社会とほとんどかかわりをもっていない人の場合、周囲が病気になかなか気づかないことがあります。うつ病になると思考が鈍くなり、集中力が低下し、痴呆に似た記憶障害が生じます。高齢者のうつ病で痴呆によく似た状態になるものは、仮性痴呆とも呼ばれます(せん妄と痴呆: 痴呆を参照)。

質問票を使用してうつ病の程度を測る標準的な方法として、面接者が口頭で行うハミルトンうつ病評価尺度と、自己評価によるベックうつ病質問票の2つがあります。

臨床検査は、うつ病の原因が内分泌疾患など身体的なものかどうかを判断するには役立ちますが、うつ病診断用の決まった検査はありません。

診断が難しいケースでは他の検査も行って、うつ病の診断を確定します。たとえば、睡眠障害はうつ病のはっきりとした徴候なので、気分障害の診断と治療を専門とする医師は、睡眠時の脳波を測定し、寝入ってからレム睡眠(夢をみるタイプの睡眠)が始まるまでの時間を測定します。普通、レム睡眠までにかかる時間は約90分ですが、うつ病の人では70分以下になります。

経過の見通しと治療

治療しないで放置した場合、うつ病はおよそ6カ月間続きます。多くの人で軽い症状は残りますが、機能は正常に戻ります。うつ病の人の大半は、生涯に平均4〜5回の再発を繰り返します。高齢者で仮性痴呆の症状(錯乱など)があるときは、うつ病を治療すると治まります。

うつ病の治療は、入院せずに外来で通院して行うのが現在では普通になっています。ただし、自殺を考えたり実際に試みたことがある、体重が落ちて衰弱している、ひどく興奮した状態で心臓発作の危険があるといった場合は入院することもあります。

うつ病の治療には薬物療法が不可欠です。治療法としてはこのほか、心理療法と電気けいれん療法があります。いくつかの治療法を併用する場合もあります。うつ病は治療すれば普通は治る病気であり、人格的欠陥や精神力の弱さなどの表れではありません。

薬物療法: うつ病の治療には、三環系抗うつ薬、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)、モノアミン酸化酵素(MAO)阻害薬、精神刺激薬、その他の抗うつ薬など、いくつかのタイプの薬が使用されています。ほとんどの薬は、効果が現れるまで最低数週間は定期的に服用する必要があります。ある人に1種類の抗うつ薬を使用したとき、その薬が効く確率は約65%です。副作用は薬のタイプにより異なります。1つの薬で抑うつを緩和できなかった場合は、数種類の抗うつ薬を併用します。

三環系抗うつ薬は、以前は治療の中心となっていた薬ですが、現在ではそれほど使用されません。三環系抗うつ薬には鎮静作用や体重増加などの副作用があります。また、心拍数増加や起立性低血圧も生じます。このほか、目のかすみ、口の渇き、錯乱、便秘、尿がスムーズに出てこないといった副作用があります。これらの副作用は抗コリン作用と呼ばれ、高齢者に多くみられます(抗コリン作用とはを参照)。

選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)は、現在最もよく使用されている抗うつ薬です。SSRIは抑うつや気分変調のほか、うつ病によく併発する他の精神障害にも効果があります。吐き気、下痢、ふるえ、体重減少、頭痛といった副作用がありますが、症状は概して軽く、使用を継続しているうちに消失します。三環系抗うつ薬にもSSRIにも副作用はありますが、SSRIの投与には耐えられるという人の方が一般に多いようです。心臓に対する副作用の面でも、SSRIは三環系抗うつ薬より安全です。ただし長期間使用すると、体重増加など別の副作用が生じてくることがあります。SSRIの中には、急に中止すると、めまい、不安、興奮、インフルエンザ様症状といった離脱症候群を引き起こすものがあります。

モノアミン酸化酵素(MAO)阻害薬は別のグループの抗うつ薬です。他の抗うつ薬が効かない場合に効果を示すことがありますが、第一選択薬となることはまれです。MAO阻害薬を服用する場合はいくつかの食事制限を守り、特別な注意事項に従わなければなりません。たとえば、生ビール、赤ワイン、シェリー酒、リキュール、熟しすぎた食物、サラミ、熟成チーズ、ソラマメ、酵母エキス(マーマイトなど)、しょう油といった、チラミンを含む飲食物は禁じられます。プソイドエフェドリンを含有する市販のせき止め薬やかぜ薬をMAO阻害薬と併用すると、ズキズキする激しい頭痛とともに、急激な血圧上昇が生じます(高血圧クリーゼ)。MAO阻害薬と併用できない薬にはこのほか、三環系抗うつ薬、SSRI、ブプロピオン、ミルタザピン、ベンラファキシン、ネファドゾン、デキストロメトルファン(せき止め薬)、メペリジン(鎮痛薬)など多数があります。

MAO阻害薬を使用する場合は、クロルプロマジンやニフェジピンなどの拮抗薬を常時携帯するように指導されます。ズキズキする激しい頭痛が起こった場合は、すぐに拮抗薬を服用し、最寄りの救急治療室へ行くべきです。このように発作が起こるリスクが高く、食事制限が難しく、特別な注意事項を守らなければならないため、MAO阻害薬が処方されるのは、他の抗うつ薬で効果がみられない場合にほぼ限られます。

精神刺激薬のデキストロアンフェタミンやメチルフェニデートなどは、しばしば抗うつ薬と併用する形で、ときに使用されます。

その他の新しい抗うつ薬も登場しています。これらの薬はSSRIとほぼ同等の効果や安全性をもち、副作用も人によってはSSRIより生じにくく、あるいは副作用があってもその程度が穏やかです。

セントジョンズワート(セイヨウオトギリソウ)は、軽度のうつを緩和する作用のあるハーブのサプリメントです。ただし、処方薬の種類によってはセントジョンズワートと併用すると有害な相互作用が発生する場合があるため、このサプリメントの服用については、医師に相談する必要があります(see ハーブとサプリメント: セントジョンズワート)。

心理療法: 抗うつ薬を用いた治療である程度状態が改善されてから、個人またはグループで心理療法を行うことにより、かつての責任感が徐々に戻り、日常生活の普通のストレスに適応できるようになります。対人関係療法では、生活上の役割変化に適応できるような支持的なガイダンスを行います。認知療法は、絶望感やマイナス思考から抜け出すのに役立ちます。軽度の抑うつに対しては、心理療法だけでも薬物療法と同等の効果が得られることがあります。

電気けいれん療法: 電気けいれん療法は、精神病性うつ病の場合、自殺をほのめかす場合、食事を拒絶する場合など、特に重度のうつ病の治療に用いられます。この方法は概して非常に効果的で、効果が出るまでに数週間かかる抗うつ薬と違って、抑うつをたちどころに緩和することができます。この即効性が命を救う上で重要な場合があります。

電気けいれん療法は、電極を頭部にあてて脳に電気的ショックを与え、発作を起こさせる治療です。この発作により、理由は不明ですが抑うつが緩和されます。通常は1日おきに1回、全部で5〜7回の治療を行います。電流により筋肉収縮や痛みが生じるため、全身麻酔下で治療を行います。電気けいれん療法で、一時的な(まれに永久的な)記憶喪失が生じることがあります。

分類

薬剤名

主な副作用

備考

三環系抗うつ薬と関連薬剤

 
  • アミトリプチリン
  • アモキサピン
  • クロミプラミン
  • デシプラミン
  • ドキセピン
  • イミプラミン
  • マプロチリン
  • ノルトリプチリン
  • プロトリプチリン
  • トリミプラミン
鎮静作用、体重増加、心拍数増加、血圧低下、口の渇き、錯乱、目のかすみ、便秘、排尿開始困難、オルガスムの遅延、発作(クロミプラミン、マプロチリン)

副作用は高齢者に強く出やすい

過量摂取時に重大で生命にかかわる毒性あり

選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)

 
  • シタロプラム
  • フルオキセチン
  • フルボキサミン
  • パロキセチン
  • セルトラリン
性機能不全(主にオルガスムの遅延、ときに性欲減退も)、吐き気、下痢、頭痛、体重減少(短期的)、体重増加(長期的)、薬物離脱症候群、もの忘れ、感情の鈍麻、あざができやすくなる

最も一般的に使用されている抗うつ薬。気分変調症、全般性不安障害、強迫性障害、パニック障害、恐怖性障害、心的外傷後ストレス障害、月経前不快気分障害、大食症にも有効

過量摂取による重大な毒性リスクが少ない

モノアミン酸化酵素(MAO)阻害薬

 
  • フェネルジン
  • トラニルシプロミン
不眠、体重増加、性機能不全(性欲減退、オルガスムの遅延)、チクチクする感じ、血圧低下、重度の高血圧 一部の薬では使用中に食事制限などの注意事項を守る必要あり

精神刺激薬

 
  • デキストロアンフェタミン
  • メチルフェニデート
神経質、ふるえ、不眠、口の渇き 単独では抗うつ効果がなく、しばしば抗うつ薬と併用される

新しい治療薬

 
  • ブプロピオン
  • ミルタザピン
  • ネファゾドン
  • トラゾドン
  • ベンラファキシン
頭痛、まれに発作(ブプロピオン)、口の渇き(ベンラファキシン、ミルタザピン)、体重増加(ミルタザピン)、軽度の鎮静作用とめまい(ネファゾドン)、長時間の鎮静作用(トラゾドン) 低用量を使用し、用量の変更は徐々に行うことにより、大半の副作用を予防または最小限に抑えることができる
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