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顎関節脱臼

あごの関節が脱臼すると激痛が起こります。口を閉じることができずあごが片方へねじれます。顎関節脱臼の多くは極端に大きく口を開いたり、外傷を受けたりしたときに起こりますが、ほかにも、嘔吐、あくび、顎関節障害によりよく起こる運動過剰性(顎関節の障害を参照)、長時間口を開け続けている歯科治療なども脱臼が起こる原因となります。

脱臼したあごには、徒手整復法による治療が行われ、元の位置にはめこまれます。まずガーゼを巻いた親指を脱臼した下あごの奥歯の歯ぐきにあて、下方へ押します。続いて軽く前方に押し、さらに必要であれば後方へも押します。

あごが元の正常位置に戻った後最低6週間は、大きく口を開けないようにとの注意が与えられます。再度の脱臼に備えて、本人と家族に整復方法の指導が行われます。何度も脱臼を繰り返す場合は、脱臼を起こりにくくするための手術が必要です。その手術では、顎関節の位置であごと頭蓋骨を連結している靭帯を短くして、関節のゆるみが矯正されます。

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