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好中球増加症

好中球増加症とは、血液中の好中球数が異常に多くなった状態をいいます。

好中球には、感染症から体を防御し、傷を治す働きがあります。好中球はさまざまな条件や病気に反応して増加します。多くの場合、好中球の増加は病気やけがを治したり、体に侵入した微生物や異物を撃退するための必要な反応として起こります。細菌、ウイルス、真菌、寄生虫に感染すると、好中球数が増加します。股関節骨折ややけどなどの外傷でも好中球数が増加します。さらに、関節リウマチなどの自己免疫疾患をはじめとする炎症性疾患でも、血液中の好中球の数と活性が増加します。コルチコステロイド薬などの薬も好中球を増加させます。骨髄性白血病では、血液中の未熟な好中球または成熟した好中球が増加します。

好中球数が増えていることがわかった場合は、血液を顕微鏡で観察して、骨髄芽球という未熟な好中球が骨髄から血液中に入っているかどうかを調べます。血液中に未熟な好中球がみられれば、白血病など骨髄の病気が疑われるため、骨髄の組織を採取して検査します(骨髄生検)(血液の病気の症状と診断: 骨髄検査を参照)。

血液中の成熟好中球の数が増加していても、それ自体が問題になることは通常ありません。したがって、好中球数を増やす原因になっている病気や健康状態の改善を中心とした治療が行われます。

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