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加齢による皮膚の変化

皮膚は人の一生の間に変化します。赤ん坊の皮膚はとても柔らかくすべすべしていますが、外部からの有害物質に対する保護機能は不十分な状態です。これは、新生児や乳児の皮膚は脂肪層に富む半面、保護機能を担うケラチン層がまだ薄いためです。若者の皮膚は丈夫でしなやかです。年をとるにつれて皮膚は徐々に薄くなり、しわがくっきりと現れ、皮下の脂肪層は薄くなっていきます。

加齢による影響としては、表皮と真皮が薄くなります。脂肪層も太ももと腹部以外ではかなり減少し、寒さに弱くなります。皮膚は弾力を失い、乾燥しがちになります。皮膚に分布する神経終末の数が減るため、皮膚感覚が鈍くなります。汗腺や血管の数も同様に少なくなり、外気温に対する反応性が低下します。メラニン細胞の数も年とともに減っていくため、紫外線に対する防護力も低下します。加齢に伴うこうした変化により、皮膚は年とともに損傷を受けやすくなり、しかも受けた損傷から回復しにくくなっていきます。

日光による損傷は皮膚にさまざまな変化をもたらし、一般には加齢によって起きると思われている変化の多くは、実際には太陽光線が直接の原因となって起きています(日光と皮膚の障害: はじめにを参照)。太陽光線に含まれる紫外線に長年さらされると、皮膚にくっきりした深いしわや、色素が不規則に集まった茶色や赤みがかった色のしみが現れ、皮膚がザラザラしてきめが粗くなるなどの変化が起こります。

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