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表皮嚢腫

表皮嚢腫(ひょうひのうしゅ)は、ゆっくりと大きくなるこぶで、皮膚のような薄い袋でできており、その中には皮膚の分泌物からできたチーズ状のものが含まれています。

表皮嚢腫はしばしば脂腺嚢胞と間違われますが、表皮嚢腫は周囲の皮膚と同色で、大きさは直径約1〜5センチメートル程度にまでなります。体のどこにでもできますが、最も多いのは頭皮、背中、顔面です。嚢腫は触れると硬く、押すと皮膚の下で動きます。表皮嚢腫は、感染症や炎症を引き起こさない限りは痛みません。

表皮嚢腫が大きい場合、局所麻酔をかけて切除します。嚢腫を包む薄い壁は完全に取り除くことが必要で、この部分が残っていると再発します。嚢腫が小さい場合は、炎症を起こしたらステロイド薬を注射します。嚢腫が感染症を起こした場合は抗生物質で治療し、切開して内容物を吸い出します。小さくても気になる嚢腫は、電気針で焼き切る治療をします。

日光にあたると表皮嚢腫の成長が促されるので、皮膚の色が白い人は日にあたらないようにしたり、紫外線を防ぐ衣類や日焼け止めの使用が望ましいでしょう(日光と皮膚の障害: はじめにを参照)。

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