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前庭神経炎

前庭神経炎は突然の激しいめまい発作を特徴とする病気で、半規管につながる神経の炎症によって引き起こされます。

前庭神経炎はウイルスが原因で起こると考えられています。数日間続くめまいの発作が1回だけ単発的に起こる場合もありますが、多くの人では最初の発作から数週間にわたって軽いめまい発作が何度も繰り返し起こります。通常は最初のめまい発作が最も重く、吐き気や嘔吐を伴って3〜7日間続きます。炎症のある耳の側から反対側へ、眼球が不随意に速い動きを繰り返す症状(眼振)もみられます。めまい発作は回数を重ねるごとに緩和し期間も短くなります。また、一般的に頭を特定の向きにしたときに起こります。聴力の低下はみられません。

診断では聴力検査と眼振検査(めまい: 診断を参照)を行います。頭部MRI検査で、症状の原因が腫瘍など他の病気ではないことを確認する場合もあります。

めまいの治療はメニエール病の場合と同様で、メクリジン、ロラゼパム、スコポラミンなどの薬を用います。吐き気や嘔吐は、プロクロルペラジンが入った座薬で軽減されます。嘔吐が長く続く場合は、静脈からの点滴で水分と電解質を補います。前庭神経炎は最終的には自然に治癒します。

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