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ペイロニー病

ペイロニー病とは、陰茎が収縮して変形し、線維組織が厚くなる病気で、陰茎が歪んだ形に勃起します。

勃起すると陰茎が多少曲がるのは健康な男性によくみられることですが、ペイロニー病では深刻な変形を生じます。陰茎の炎症が原因で線維性の瘢痕組織ができると、勃起したときに陰茎が弯曲してしまいます。このため、性交時の挿入が困難になったり、まったくできなくなります。しかし、炎症の原因は不明です。

ペイロニー病になると、勃起時に痛みが生じるようになります。組織の瘢痕化が勃起組織(陰茎海綿体)の中にまで及び、勃起できなくなることもあります。

変形や瘢痕が性機能を損なわない程度であれば、治療は必要ありません。治療しなくても数カ月もすれば解消します。現時点では、効果の立証された治療法はありません。

ビタミンEの服用は傷の治癒を助け、瘢痕化を防ぐ効果があります。炎症を和らげ瘢痕化を減らすために、コルチコステロイドかベラパミルを瘢痕組織に注射することもあります。超音波療法は血流を促進して瘢痕組織の増加を抑えます。放射線療法は痛みを和らげる効果がありますが、組織の損傷を悪化させることがよくあります。病気が進行して弯曲がひどくなり、性交に支障を来す場合を除いて、手術は勧められません。瘢痕組織を切除すると病気が悪化したり、勃起機能不全(インポテンス)が起こることがあります。

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