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精巣の腫れ

精巣が腫れる原因はさまざまです。考えられる原因として、癌、精巣捻転症、鼠径ヘルニア、精巣上体炎、陰嚢水腫、精索静脈瘤などが挙げられます。このほかの原因は成人ではあまりみられません。

リンパ水腫では陰嚢全体が腫れますが、痛みはありません。最も多い原因は、性器から体に戻る血液やリンパ液の流れが妨げられることです。肝硬変や心不全が原因で起こることもよくあります。腹部または骨盤の静脈やリンパ腺が腫瘍などで圧迫されて起こることもあります。診断は診察所見に基づいて行われます。手術よりも根本的原因を治療する方が効果的です。

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)はウイルス性の感染症で、通常は小児がかかる病気です。成人がおたふくかぜにかかると、精巣に痛みと腫れが生じ、ときには精巣が縮んで働かなくなります(萎縮)。おたふくかぜによって精子をつくる能力が永久的に障害されることがありますが、左右の精巣が両方とも侵されない限り、生殖能力が完全に失われることはありません。

精液瘤は、精巣上体の隣に精液のたまった袋(こぶ)ができるものです。ほとんどの場合、痛みはありません。たいていは治療不要ですが、こぶが大きかったり不快感がある場合は手術で除去します。

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