メルクマニュアル家庭版
米国メルク社とメルクマニュアル
メルクマニュアル家庭版
を検索
索引
記号
セクション

知っておきたい基礎知識

薬についての基礎知識

心臓と血管の病気

肺と気道の病気

骨、関節、筋肉の病気

脳、脊髄、神経の病気

心の健康問題

口と歯の病気

消化器の病気

肝臓と胆嚢の病気

腎臓と尿路の病気

栄養と代謝の障害

ホルモンの病気

血液の病気

免疫の病気

感染症

皮膚の病気

耳、鼻、のどの病気

眼の病気

男性の健康上の問題

女性の健康上の問題

小児の健康上の問題

事故と外傷

その他の話題

付録

解剖図

マルチメディア

単位の換算表

一般的な医学的検査

医薬品の一般名と主な商品名

情報源と支援団体

メルクマニュアル家庭版について

セクション

トピック

卵管癌

卵管は卵巣と子宮を結ぶ管です。婦人科癌のうち卵管癌は1%未満です。卵管の癌はほとんどの場合、卵管にもともとできた原発癌ではなく、卵巣から転移したものです。卵管癌は主に50〜60歳の女性にみられ、不妊との関連があるとみられています。

卵管癌の95%以上は、腺細胞から発生する腺癌です。まれに結合組織から発生する肉腫がみられます。卵管癌の広がり方は卵巣癌とよく似ています。

症状と診断

腹部の漠然とした不快感や張り、骨盤部や腹部の痛みなどの症状がみられます。人によっては水っぽいおりものや血液の混じったおりものが生じます。通常は、骨盤内に腫瘤がみられます。

診断の確定には、へそのすぐ下を小さく切開し、細く柔軟性のある内視鏡(腹腔鏡)を挿入して卵管や周辺組織を観察します。手術で腫瘤を切除して確認することもあります。周辺組織の生検も行われます。

経過の見通しと診断

経過は卵巣癌と似ています。治療ではほとんどの場合、子宮、卵巣と卵管、近くのリンパ節、周辺組織を手術により摘出します。卵巣癌と同様に、手術後に化学療法の実施が必要となります。癌によっては放射線療法が有効です。癌が体の他の部位に広がっている場合は、できる限り多くの癌を切除することにより経過の見通しが改善します。

ページの先頭へ

前へ: 腟癌

次へ: 胞状奇胎

アニメーション
オーディオ
イラスト
写真
囲み解説
ビデオ
個人情報の取扱いご利用条件