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知能の発達

ほとんどの子供は2歳で、広義の時間概念を理解できます。2〜3歳児の多くは、過去に起こったすべての出来事は「昨日」のことで、これから起こるであろうすべてのことは「明日」のことだと思っています。この年ごろの子供はいきいきとした想像力をもっていますが、空想と現実の区別がなかなかつけられません。4歳までに、ほとんどの小児は時間に関してもっと複雑な理解をするようになります。彼らは、1日が朝と昼と夜に分かれることを認識していますし、季節の変化を識別することもできます。

月齢18カ月から5歳の間に、子供の語いは50語前後から数千語にまで急速に広がります。子供は、ものや出来事の名を挙げるようになり、それらについてさかんに質問するようになります。2歳までに2つの単語をつなげて短いフレーズをつくるようになり、3歳までに短い文をつくるようになります。発音も著しく発達して、2歳までにだれが聞いても半分程度は理解できる話し方になり、4歳までに完全に理解してもらえる話し方になります。4歳児は簡単なお話をつくることができ、大人やほかの子供と会話ができます。

月齢18カ月以前でも、子供は読み聞かせてもらった話を聞き取って理解できます。5歳までに、基本的な音節を暗唱できるようになり、活字の簡単な単語を認識できるようになります。これらの能力は、簡単な単語やフレーズ、文の読み方を学ぶ上での基礎です。どの程度本に触れたかと生来の能力によりますが、大半の子供は7歳までに読むことができるようになります。

7歳までに、子供の知的能力はより複雑化します。このころまでに、子供は出来事や状況について、同時に複数の側面からとらえることが徐々にできるようになります。たとえば小学生の子供は、丈が高く細い容器と丈が低く幅がある容器に入る水の量が等しいことを理解できます。また、薬はいやな味がするけれども、それを飲めば具合が良くなることや、母親は自分に対して怒ったりするけれども、同時に愛してくれているということが理解できます。子供はほかの人の考え方を徐々に理解できるようになり、遊びや会話を交互に行うことの重要性を学びます。さらに学童は、遊びについて皆で決めたルールを守ることもできるようになります。子供は観察力を用い、複数の視点から論理的に考えられるようにもなってきます。

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