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健康診断

定期的に健康診断を受けると、子供の成長と発達についての情報が得られます。子供の健康について質問をしたり、指導を受ける機会でもあります。米国小児科学会では、1歳以上の子供は月齢が12、15、18、24カ月のときにそれぞれ健康診断を受け、その後は6歳まで年に1回の健康診断を受けるよう推奨しています。その後は、8歳と、そして10歳のときにも健康診断を受けるよう推奨しています。医師の指導がある場合や、家族が必要を感じた場合は、それ以外のときにも健康診断を受けます。

健康診断では毎回、さまざまな測定や問診、予防接種が行われます(乳児と小児の予防接種スケジュールを参照)。身長と体重の測定を行います。良好な成長は、その子供が全般的に健康であることの1つの指標です。頭囲は月齢18カ月以降は、定期的には測定しません。3歳からは、健康診断の際に血圧を測ります。

健康診断では、視力と聴力も検査します。貧血や鉛の量の増加(中毒: 鉛中毒を参照)を調べるための血液検査を必要とする子供もいます。どの検査を行うかは、子供の年齢とそのほかの要因によって決めます。子供の尿検査を行うと良いという考え方もありますが、このような検査の意義についてはまだ証明されていません。

健康診断では、前回の健診から子供が知的な面でどの程度発達したかを調べる質問も行います。たとえば月齢18カ月の子供が話しはじめたかどうかや、7歳児が読めるようになったかなどです。同様に、子供の行動面でも、年齢相応の発達を遂げているかどうかについての質問を行います。月齢18カ月の子供がかんしゃくを起こすか、2歳児が一晩通して眠れるか、 6歳児に夜尿があるかなどです。健康診断の際、親は子供のこのような行動や発達について医師に相談したり、問題がある場合には、それに対処する方法を話し合ったりできます。

健康診断では、子供の安全についても話し合われます。安全に関する特定の問題は、子供の年齢に関連しています。たとえば月齢6カ月の子供の場合は、家庭で不慮の中毒やけがなどの事故が起きないような措置がとられているかどうかについて、指導が行われたりします。5歳児の場合は、家庭で起こる銃の事故や銃の安全性についての指導があります。もし何かその家庭特有の問題があるようならば、健康診断の際に相談すべきです。子供は成長するにしたがって、そのような話し合いにも参加できるようになります。

最後に、健康診断では身体検査も十分に行います。子供の体を頭からつま先まで、心臓、肺、腹部、性器、頭、首などを診察し、さらに年齢相応の一定の課題を子供ができるかどうか調べます。総体的な運動能力(歩く、走るなど)を調べるため、たとえば4歳児であれば片足で飛び跳ねることができるかどうかなどをみます。繊細な運動能力(小さいものを手で動かせるかなど)を調べるために、子供に絵を描かせたり、ある形を模写させたりする場合もあります。

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