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息止め発作

息止め発作とは、ひどくおびえたり、感情的に動揺させられた出来事の直後に、子供の呼吸が止まり短時間意識を失うことです。

息止め発作は、そのほかの点では健康に問題のない子供の5%に起こります。これは通常1歳を過ぎたころから始まりますが、4歳までに50%の子供で、8歳までに約83%の子供でなくなります。子供の17%では成人になっても息止め発作が続き、感情的ストレスに対する反応として意識を失います。息止め発作は、次の2つの型のうち1つが起こります。

チアノーゼ型の息止め発作は最もよくみられるもので、幼い子供がかんしゃくを起こしたときや、しかられるなど動揺することがあった際にその反応として、半意識的な状態で起こります。2歳のころに最も多くみられ、5歳を過ぎるとまれになります。発作が起こると、子供は意識を失うまで息を止めてしまいます(自分では必ずしもそうしていることに気がつかない)。子供は大声で泣き叫び、息を吐ききってから呼吸を止めるのが典型的です。その直後に子供の皮膚は青くなりはじめ、意識が遠のいていきます。けいれんが起こることもあります。意識のない状態(通常は数秒間だけ続く)の後、子供は再び呼吸をしはじめ、顔色も戻り、意識が回復します。発作が始まったときに、冷たくした布を子供の顔にあてると発作が起こるのを防げる場合があります。この発作には驚かされますが、親は子供がチアノーゼ型を起こしたときの始めの行動を刺激しないように努めなくてはなりません。子供が回復してきたら、安全な状態でベッドに寝かせます。親は家庭内のルールは守らせなくてはなりません。このような発作がかんしゃくの後に起こるからというだけの理由で、子供に完全な行動の自由を与えるべきではありません。子供の気をそらして、かんしゃくを起こさせるような状況をつくらないようにするのが良い方法です。

蒼白型は、落ちて頭をぶつけるなど痛い思いをしたり、急に驚かされたりした後に起こるのが典型的です。脳は心拍数を非常に遅くするよう信号を(迷走神経を通じて)送り、その結果意識喪失が起こります。この型の発作では、このようなしくみで神経が驚かされた反応として心臓の動きが遅くなり、意識喪失と呼吸停止(いずれも一時的です)が起こるのです。

子供は呼吸が止まって急速に意識を失い、顔が白くなってぐったりします。けいれんが起こることもあります。発作の間は心臓の鼓動は非常にゆっくりになります。発作が治まると、心臓はまた鼓動を速め、呼吸も再開し、意識も戻るので治療は必要ありません。この型の発作はまれなので、しばしば起こる場合は、診察と治療を受ける必要があります。

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