メルクマニュアル家庭版
米国メルク社とメルクマニュアル
メルクマニュアル家庭版
を検索
索引
記号
セクション

知っておきたい基礎知識

薬についての基礎知識

心臓と血管の病気

肺と気道の病気

骨、関節、筋肉の病気

脳、脊髄、神経の病気

心の健康問題

口と歯の病気

消化器の病気

肝臓と胆嚢の病気

腎臓と尿路の病気

栄養と代謝の障害

ホルモンの病気

血液の病気

免疫の病気

感染症

皮膚の病気

耳、鼻、のどの病気

眼の病気

男性の健康上の問題

女性の健康上の問題

小児の健康上の問題

事故と外傷

その他の話題

付録

解剖図

マルチメディア

単位の換算表

一般的な医学的検査

医薬品の一般名と主な商品名

情報源と支援団体

メルクマニュアル家庭版について

セクション

トピック

サソリによる刺し傷

北米に生息するサソリの場合、刺されても重症になることはほとんどなく、多くはわずかな腫れや圧痛を生じたり、刺された部分が熱をもったりする程度です。しかしアリゾナ州、ニューメキシコ州、カリフォルニア州のコロラド川沿いに生息するバークスコーピオン(セントルロイデス - エキシリカウダまたはスクルブトゥラトゥス)には強い毒があります。刺されると痛みが起こり、刺された周辺にしびれやヒリヒリ感を生じます。小児は重い症状を起こすことが多く、頭・首・眼の異常な動きや、唾液の増加、発汗、不穏状態になります。筋肉の不随意的な収縮や引きつりが起こります。呼吸困難も生じます。

北米のサソリに刺されても、特別な治療はほとんど必要ありません。傷口に氷を置くと痛みが緩和されます。また抗ヒスタミン薬、鎮痛薬、ステロイドを配合した軟膏を塗っても痛みは軽減します。セントルロイデス属による刺し傷は重い症状を引き起こします。ミダゾラムなどの鎮痛薬を静脈から投与します。セントルロイデス属の解毒薬を使用すると急速に症状は軽減しますが、重いアレルギー症状や血清病を引き起こすことがあります。解毒薬はアリゾナ州内でのみ入手可能です。

ページの先頭へ

前へ: ムカデやヤスデによるかみ傷

次へ: 海洋生物による刺し傷とかみ傷

アニメーション
オーディオ
イラスト
写真
囲み解説
ビデオ
個人情報の取扱いご利用条件